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心の健康 三条
等身大の自己を
受け入れる
 
「このままでいいのだろうか」、「こんなはずではないのだが」と、ため息を漏らすこともたびたびでしょう。理想を高々と掲げ続けて、自信喪失にくれてしまいます。一転、首尾よく結果をはじき出し、讃辞を浴びたとたん、「してやったり」、「我ここにあり」と、誇らしげに周囲を見渡したくなったりもします。
 
いずれも、うつろいやすい「他者の基準」に翻弄された姿です。
 
偏差値教育、業績至上主義、過当競争と、他者の“杓子定規”をあてがわれることに、慣れきってしまいました。ひょっとすると、幼いころから被り続けた親の期待やしつけで、未だにがんじがらめになっているのかもしれません。

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いつのまにか“刷り込まれた”理想像を希求し、かつて親や教師、上司たちが言い含めてきたように、自らも「等身大の自身」を、取るに足らぬと見下してしまう。また、他者を一瞥し、自身と優劣を判ずることに明け暮れ、自信と自慢を混同してしまう――。不全感にくすぶってしまうのも無理ありません。
 
「他者の基準」に蝕まれた理想像を、本来の自身であるかのように錯覚して、苦悩にあえいでいませんか。「等身大の自身」こそ、本来の姿です。
 
結果の高の評価は他者に任せるにしても、結果を生むまでの道すがら、時に逡巡し、創意工夫した自己の営みこそは、「やれるだけはやった」と、評価の首座を他者から取り戻しましょう。
 
満身創痍の「等身大の自身」を、無条件に受け入れ慈しみ、たとえ些細に思えたとしても、既にできていることを列挙し、自己評価して積み重ねる習慣こそ、自信を涵養します。

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