小さな院内の風景 ご紹介
小さな院内の風景 ご紹介

診察室
少しでもゆっくりとしていただけるよう(待ち時間は少なくしたいのですが)、ありきたりだったリビングにアンティークをあしらうことにしました。
心療内科、精神科に関した漫画や本も、置いていきたいと思います。

待合室・受付
受付台を置いて、少しはクリニックらしくなったでしょうか。でも、やっぱり居間なんですよね―ー。
1LDKの小さなマンションなので、受付と待合の距離が近くなってしまうのが、どうしようもなくて、ご勘弁ください。
院内風景ではないのですが……

診察券作成中
“5分診療”は(できれば10分診療すらも)
金輪際するまいと決意してしまった手前、恥ずかしながら、保険診療内でできるぎりぎりの運営をしておりまして、何から何まで家内手作業にならざるをえず、診察券も完全に手製です。パソコンでデザイン、印刷して、パウチしています。それで、診察券、曲がってしまっています。

受付台の顔認証 自前で設定しました
実は、当院の馬車のロゴマークもMSワードでこしらえ、院内掲示物や院外の看板もすべて自前です。このホームページも、ソフトを使って完全に自家制作しています。院内LANの構築まで自前でやらざるをえず、厚労省のDX化のお達しについていくのに、息切れしておりまして――。

“アマビエ”と精神病理学書
備前焼の“アマビエ”です。当院の事務担当者にそっくりなので、流行遅れですが、掲載してみました(似すぎていて、本人は年甲斐もなく恥ずかしがりますが、今度おいでになった際、見比べてみてください。でも、マスクをしておりますので、よくわからないかもしれません)。
アマビエの背景には、精神病理学の図書の一部が写っています。精神科医療に携わる者として、どれも必読書です。何度も読み返しては、自らの至らなさに気づかされるのですが、畢竟、中途半端な自省しかできないと、都度に思い知らされるばかりです……。それでも、こうした古今の大家の言説に、日々、どれだけ助けられていることでしょう。
若い精神科の先生方、悪いことは申し上げません。一般医学はもとより、最新の脳・神経科学や精神薬理、精神療法の研鑽のみならず、こうした古今の知恵に触れ続けていくことも、強くお薦めいたしますばかりです。
刻苦勉励するしか、埒が明きません。
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